「着物を着てみたい!」と思ったとき、最初にぶつかる壁が「道具の多さ」ではないでしょうか?
聞き慣れない名前ばかりで、「本当にこれ全部必要なの?」と不安になってしまいますよね。その気持ち、よく分かります。
実は、初心者が最初に揃えるべき道具は、それほど多くありません。
この記事では、着物を着るために絶対に必要な『見えない小物』だけを厳選して解説しました。
道具の「役割」や「選び方」が分かれば、準備はもっとシンプルで楽しいものになります。
あなただけの相棒を見つけて、憧れの着物ライフをスタートさせましょう!
一目でわかる!着付け小物「最低限」チェックリスト

着付けを始めようとすると、「あれもこれも必要」と言われて混乱してしまうことはありませんか?
実は、初心者が最初に揃えるべき道具は、それほど多くありません。
まずは必要最低限のアイテムを把握し、全体像をつかむことが大切です。
ここでは、着付けに欠かせない「基本の道具」を一覧にまとめました。
これからお買い物を始める方も、家にあるものを確認したい方も、まずはこのリストをチェックして不安を解消しましょう。
これだけ揃えれば準備完了!
以下のリストは、着物を着るために絶対に必要な「見えない小物」のチェックリストです。
これさえ揃えれば、今すぐ着付けの練習を始められますよ。
画像をスマホに保存して、お店やネットショッピングの参考にしてくださいね。無駄な買い物を防いで、賢く準備しましょう。
【保存版】着付け小物チェックリスト
お買い物や準備の際にご活用ください。
□ まずはここから!絶対に必要な初心者が着物を着るために、最低限必要なアイテムです。
- [ ] 肌襦袢・裾よけ(またはワンピース肌着)×1
- [ ] 足袋(たび)×1
- [ ] 腰紐(こしひも)×3〜4本
- [ ] 伊達締め(だてじめ)×2本
- [ ] 衿芯(えりしん)×1本
- [ ] 帯板(おびいた)×1枚
- [ ] 帯枕(おびまくら)×1個
□ あると便利!初心者におすすめの「お助けアイテム」
必須ではありませんが、持っていると着付けがグッと楽になります。
- [ ] コーリンベルト ×1本
- [ ] 和装ブラジャー(スポーツブラなどワイヤーが入ってないものでも可)
- [ ]着物クリップ
着付け小物は「見えない土台」を作るための道具
「なぜこんなに紐や板が必要なの?」と思うかもしれませんが、これらは美しい着姿を作るための大切な「土台」です。
見えない部分の補正や固定がしっかりしていれば、着物は一日中着ていても苦しくなく、着崩れもしません。
逆に、この土台をおろそかにすると、どんなに高価な着物を着てもだらしなく見えてしまいます。
それぞれの道具が持つ「役割」を知れば、着付けの上達もぐっと早くなりますよ。
これさえあればOK!着付け小物の全体像

【肌着・足元】素肌を整えるインナー類
着物を着る日は、まずインナー選びから始まります。
素肌に一番近いアイテムだからこそ、ここを整えれば着心地が劇的にアップ!
汗を吸い取り、大切な着物を汚れから守る役割はもちろん、歩きやすさやシルエットの美しさも、実はこの「肌着と足元」で決まります。
見えない部分だからこそ、自分自身が心地よいと思えるものを身につけて、一日中笑顔で過ごせる快適な土台を作りましょう。
◆肌襦袢(はだじゅばん)・裾よけ(またはワンピース肌着)

上半身の「肌襦袢」と下半身の「裾よけ」。別々に着るのは難しそう…という初心者さんには、二つが合体した「ワンピース肌着」が断然おすすめ!頭からすっぽり被るだけで準備完了なので、洋服のスリップ感覚で着られます。着崩れを防ぐだけでなく、裾部分がツルッとしているので足さばきも軽やかに。これ一枚あれば、着物へのハードルがぐっと下がり、準備の時間も短縮できますよ。
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★私のおすすめはコレ! 初心者さんには、上下が繋がっている「ワンピースタイプ」が断然おすすめ。これ一枚着るだけで準備完了なので、着付けの時間がグッと短縮できます。私も愛用していますが、襟ぐりが深くなっているものを選ぶと、着物の襟からインナーが見えなくて安心です。
◆足袋(たび)

白く清潔な足袋を履くと、気持ちまでシャキッと引き締まりますよね。「おしゃれは足元から」と言うように、美しい足袋姿は着物美人の証。でも、履き慣れないと足が痛くなりそう…と心配なら、最初は「ストレッチ足袋」を選んでみて。靴下のように伸縮性があり、締め付け感ゼロで長時間歩いても疲れ知らず!まずは楽ちんな足袋で、お散歩やカフェ巡りを楽しんでみませんか?
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★私のおすすめはコレ! 慣れない草履で足が痛くなるのが不安…という方は、迷わずこの「ストレッチ足袋」を選んでください。靴下感覚で履けるので締め付け感がなく、長時間歩いても疲れにくいんです。こはぜ(留め具)がないタイプなら、履くのも一瞬です。
【骨組み】着物を身体に固定する紐類
「紐で縛るなんて苦しそう…」なんて心配は無用。正しい位置で結べば、苦しさはゼロ。
むしろ背筋がスッと伸びて、凛とした心地よい緊張感が生まれます。
◆腰紐(こしひも)※3本〜

着物や長襦袢が着崩れないように固定する「腰紐」。着物を体に沿わせて布を整える、和装の基本にして絶対的な必需品です。実は「腰」だけでなく、胸元で衿を押さえたり、帯結びの仮留めに使ったりと、一本で何役もこなすアイテム!まずは滑りにくいモスリン素材を3〜4本用意して、自由自在な着こなしを楽しみましょう。
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★私のおすすめはコレ! 腰紐は「素材」が命!ポリエステルなどの化学繊維はツルツル滑って緩みやすいので、初心者さんには締まりが良く緩みにくい「モスリン(ウール)」素材を強く推します。色は見えないので、ピンクや白など安いもので十分。3本セットなどを買っておくと安心です。
◆伊達締め(だてじめ)※2本

伊達締めは、襟合わせやおはしょりを美しく押さえる、着付け安定の要。長襦袢と着物に各1本、計2本使うのが基本ルールです。幅広の面で押さえるので、紐よりも苦しくなく、しっかり固定できます。実は種類も豊富!結び加減自在な「通常タイプ」、ワンタッチで楽々な「マジックテープ」。初心者はまず手軽なマジックテープから試してみては?自分に合う一本を見つけて、着崩れフリーな一日を!
※伊達締めの種類と選び方
通常タイプ(伝統派)
- 特徴: 結んで固定するタイプ。幅が均一なものや、端が細くて結びやすいもの、ゴム入りで伸縮するものなど様々。
- おすすめ: 微調整ができるので、自分好みの締め心地を追求したい人に。
マジックテープタイプ(楽ちん派)
- 特徴: ペタッと貼るだけで装着完了。結び目がないので背中もフラット。
- おすすめ: 難しいことはしたくない!という初心者さんに最適。
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★私のおすすめはコレ! 実は私も、自分で着物を着始めたばかりの頃はこのタイプを使っていました。着付けに慣れていない初心者の方には、この『幅広タイプ』の伊達締めが断然おすすめです!広い面でピタッと押さえてくれるので、動いても着崩れしにくく、着付けの安定感が違います。最初の一本として持っておくと安心ですよ。
◆コーリンベルト

「襟元がパカパカ開いてきちゃう…」そんな初心者さんの悩みを一発解決する秘密兵器、それが「コーリンベルト」です。両端のクリップで襟を挟むだけで、動いても美しい襟元をキープしてくれる優れもの。まるで「もう一人の自分」がずっと襟を押さえていてくれるような安心感があります。必須ではありませんが、これがあると着付けの難易度がグッと下がるので、不器用さんには全力でおすすめしたいアイテムです!
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★私のおすすめはコレ! 着物に慣れていない最初の頃は、留め具が金属製よりもプラスチック製のものが使いやすいです。 金属製は固いものもあるので扱いが少し難しいことがありますが、プラスチック製ならクリップの開け閉めもわりと簡単でにできますよ。
【成形】美しいシルエットを作る芯・板・枕
土台ができたら、最後の仕上げは「形作り」です。「成形」なんて言うと難しそうですが、実は一番簡単で楽しい工程!これから紹介するアイテムは、ただ「入れるだけ」で、初心者の着姿をいきなりプロ級に変えてくれる魔法の道具なんです。これさえあれば衿や帯がビシッと決まります。
◆衿芯(えりしん)

衿芯とは、長襦袢の衿に差し込む幅4〜5cm、長さ80〜90cm程の芯のこと。これ一本で衿が美しく整い、型崩れをピタッと防ぎます。特にフォーマルな場では、きちんとした衿元が着姿全体の品格を左右するほど重要。衿の中にスッと通すだけで、うなじのカーブも美しく決まり、顔周りまで明るく見せてくれます。
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★私のおすすめはコレ! 最初の頃は、やっぱりこのポリ素材のタイプが一番扱いやすいです。 適度な硬さがあるので衿のカーブがきれいに決まりますし、この『船底型』という形なら、首元に自然にフィットして衣紋(えもん)も抜きやすいですよ。
◆帯板(おびいた)

座った時などの帯のシワを防ぎ、お腹周りをすっきり見せる「帯板」。これを入れないと、せっかくの帯に折り目がついてしまいがち…。帯を巻く途中で差し込むだけで、ピンと張ったハリのある美しい帯姿が完成します!凛とした立ち姿を作る、帯周りの頼れるガードマンです。
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★私のおすすめはコレ! 初心者の方には、断然「ゴムベルト付き」がおすすめ!帯を巻く前に体に装着できるので、「帯を巻いている途中に板を入れる」という難しい手順をスキップできます。これなら帯板が落ちてくる心配もなく、ずっと綺麗な帯周りをキープできますよ。
◆帯枕(おびまくら)

帯結びの形を整えたり、背中にピタっと帯を固定するために使う「帯枕」。お太鼓だけでなく、様々な結び方の土台となる重要アイテムです。実はサイズ・形・素材など種類も豊富。作りたい帯の形や使用感で使い分けるのがおすすめですが、一回限りならお手持ちのものでも構いません。見えない場所で背中の美しい立体感を支え続ける、まさに着付けの「縁の下の力持ち」です。
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★私のおすすめはコレ! 帯枕選びで迷ったら、ぜひ長さのあるものを選んでみてください。 お太鼓結びをする際、長いタイプの方が形が崩れにくく、きれいに仕上がるからです。 端までピシッと決まったお太鼓は、それだけで後ろ姿の洗練度が上がりますよ。
まとめ
道具の名前や役割、なんとなくイメージできましたか?
最初は「こんなにあるの!?」と驚くかもしれませんが、どれもあなたの着付けを「楽に」「キレイに」してくれる便利なグッズばかりです。
完璧を目指さなくて大丈夫。まずは形から入るのも立派なスタートです!
自分の好きなアイテムを揃えたら、あとは実践あるのみです。
気軽に着付けを楽しんでみてくださいね。
